簡単で手軽にお鍋も汚れず、湯煎をする時間により、お色の濃淡を楽しむことのできる絹糸の染色キットです。
自分で染めた糸で、くみひも、タッセル、イヤリングなど自分だけのアクセサリーを作ってみたり、刺し子の糸としてもご使用頂けます。
通常、刺し子は綿糸で縫うことが多いですが、艶のある絹糸を使うことで、ところどころに絹糸の艶々なところが出て、少しお洒落な仕上がりになります。
自分で糸染めをして、今までにないオンリーワンの作品を是非、お作りになってみてください。糸染め体験ではじめの一歩を踏み出してみませんか?
価 格 / ¥2,970(税込)
サイズ / 60×170×35mm
素 材 / 絹とじ糸
色 柄 / 蘇芳・槐・藍
ロット / 各10箱ずつ
納 期 / 1週間~10日
[注意事項]
日光、紫外線、蛍光灯に弱いため、なるべく空気に触れず日の当たらない所に保管してください。
こだわり
昭和4年1月、「糸屋の六さん」という3代目六治郎の愛称を生かし、その心を大切にするべく、私たちの会社は「糸六商店」という名前で新たに看板を掲げました。
多くのものが使いやすく便利になってきていた昭和の初め頃には、これまで使われていた「かせ糸」がもつれやすいことを面倒がる人が増えてきました。当時は、大きく束ねられた絹糸のかせを木枠に巻き取り、小分けにして小売り用として販売するのが当たり前だったのです。六治郎は、絹糸をより使いやすい商品にするために考え、カードに巻き付けて販売するという方法を思いつきます。
新たな時代の息吹を感じさせるカード巻きの絹糸には、六治郎の口癖「いつも笑顔を絶やさず、腹を立てず、質の良い糸を売ろう」という思いを表す、『へのへのもへの』のニコニコマークが付けられました。
こうして私たちの「ニコニコ印純絹糸」は誕生し、現在も変わらぬご愛顧をいただく定番の商品となっています。
糸六株式会社 今井 登美子
糸六のこと
私たちの糸六株式会社の創業は、明治四年頃のこと。初代・今井儀助が京都市で立ち上げた、絹糸、綿糸を取り扱う糸商が始まりです。
大正時代に入り、三代目となる今井六治郎は、糸の商いを愛し、「糸屋の六さん」と呼ばれて親しまれた人でした。
口癖は、「いつもニコニコ笑顔で、腹を立てず、質の良い“糸”を“売”らしてもらう。
そうすれば末永く“続”けていける。糸を売るというのはそういう商いなんや」というものでした。
このときから「続く」という文字は、糸を売る私たちにとって、とても大切な思いを表す文字になったのです。
京都市下京区松原通室町東入玉津島298番地
http://itoroku2525.com