PRODUCT
京からかみインテリアパネルINTERIOR

京からかみの技法に金細工とインクジェットを融合。新しい和空間インテリアの提案。

襖を彩る京からかみの技術を現代インテリアに調和させたインテリアパネル。
デジタル作成したパターン模様の原紙に、京からかみの技法で文様を摺り上げ、その上に金銀砂子で加飾することで画面に奥行きを表現しました。
原紙は経年で徐々に退色してゆきますが、顔料と砂子は変色せずコントラストを楽しんでいただけます。
今回は、従来の唐紙文様とイメージの異なる宇宙・水面・デジタルの3テーマで商品を展開しています。
今までにない唐紙の表現として生活を華やかにしてくれる製品です。
文様や摺色、原紙のパターンはご希望に合わせてカスタマイズ可能で、ご自宅のインテリアの調和を壊さず配置していただけます。

SPEC

価 格 / ¥53,900(税込)
サイズ / 約 H1200 × W500 ×T21mm
素 材 / 唐紙(鳥の子紙・顔料・雲母・布海苔)、本金銀砂子、ベニヤパネル
ロット / 1 個~
納 期 / 4 週間

[注意事項]

・製作の都合上、薄いコーティングはしておりますが、唐紙自体は水性の顔料を使用しています。湿気や水拭き・強い擦れ等は破損の原因になりますのでご注意ください。
・手仕事のため、砂子の振り加減や顔料の摺り具合などは一枚一枚表情が異なります。ご了承ください。

こだわり

からかみは唐紙(とうし)と書きますが、中国の唐から奈良時代に伝わった美しい細工紙が始まりです。
“京からかみ” を簡単にいうと版画の一種のようなもので、手彫りされた朴の木を使い、その表面に雲母(キラ)・胡粉・布海苔・顔料などの昔ながらの絵具を乗せて、一枚一枚手の平で文様を紙に写し出す伝統的な手法です。
襖紙は 50×30㎝ほどの版木を12回置き換え、継ぎ目を一寸の狂いなく合わせて連続文様に摺り上げるのですが、その日の気候や和紙の質感・版木の癖などを五感で感じ取ることが大切です。
現在でも襖・壁紙など室内装飾の伝統工芸品として伝え続けられ、私達は今日も天保時代からの版木を使い古来の伝統を守り続けています。

PROFILE

京からかみ 株式会社 丸二 西村 和紀

明治35年表具師(西村高緑堂)として開業。昭和21年、祖父は先代より引継いだ表具師高緑堂から材料卸に事業転換し、襖建具・表具(屏風,掛軸,額装等)・インテリア材料卸業を営んでいます。
また、京都の伝統工芸品「京からかみ」の製造・発売元で、約300 枚余りの版木を保有。主に伝統的建築物の寺社・茶室や、一般住宅等の襖紙や壁紙に使われています。
最近では伝統建築に限らず現代建築や商業施設・ホテルなどにも採用され、また京からかみの手法や版木の味わい・デザイン、各文様の意味合いをコンセプトにしたインテリア・ギフト商品も企画。
無限に広がる京からかみの世界を和のしつらえから現代のライフスタイルまで提案します。

京都市下京区高辻通堺町東入 泉正寺町 462
https://maruni-kyoto.co.jp/

お問合せはこちら