PRODUCT
家庭で洗える正絹ベビー服FASHION

友禅染めの技術を使用した自宅で洗える正絹ベビー服

通常、和装品で使用される丹後ちりめんの反物を使用し、きもの作りと全く同様の「京友禅」の技法を使用しています。絹は肌触りや通気性の良さ、保湿性の高さなど人の肌に優しい素材のため、ベビー服としての素材に適しています。また、ウォッシャブル加工を施した生地を使用するため、他のおしゃれ着と同様の洗濯方法が可能となります。絹製品は扱いが難しいというリスクを軽減し、絹が持つ素材特性の長所はそのままに、よりご家庭でのお手入れがしやすい製品となっています。正絹の反物の幅を有効に使い、通用のお洋服のように細かく裁断することなく縫製しているため、縫い目の気になるお子様にも身につけていただきやすくなっております。

SPEC

価 格 / ¥46,200(税込)
サイズ / ワンサイズ(フリー)
素 材 / 正絹、プラスチック
ロット / 5着
納 期 / 1ヶ月

[注意事項]

・全て手作業で製作されているため、色柄に多少の違いが出る場合があります。
・経年変化により変色することがあります。
・初回のお洗濯時には、色移りの可能性があるため薄い色の商品とは別にしていただくことをおすすめします。

こだわり

手描友禅は、柿渋を塗り乾燥させた「渋紙」と呼ばれる和紙を筒状にしたものに糸目糊を入れ、筒の先端から糸目糊を少しずつ手で絞り出しながら正絹の生地に模様を描きます。その糊で縁取られた内側を、刷毛や筆を用いて染めていきます。ほぼ全ての工程は職人の手作業となり、分業制であるためそれぞれの工程でそれぞれの職人の手を通って1つの商品が完成します。「友禅染」「絞り染め」はどうしても和装品のイメージが強くなりますが、私たちは既存の着物ファンだけでなく、よりたくさんの消費者の方にこれらの技術を知っていただこうと、さまざまな商品を製作しています。そして、これからの京友禅の発展に貢献していきたいと考えています。

PROFILE

soin(そわん) 吉田 麗

友禅染は、江戸時代に扇面絵師の宮崎友禅斎によって創始されたといわれる、自由な文様を表現できる多彩色の模様染です。その技法には奈良時代のろうけつ染め、室町時代の更紗染、辻が花染めなどの染色技術が取り入れられています。現在、京都の友禅染は大きく「型友禅」「手描友禅」の2つに分類されています。特に手描友禅は分業制で、1着のきものを完成させるためにおよそ15工程の職人の手が加えられます。
soinでは、この手描友禅の技法を主として、型友禅・絞り染めなど多様な染色技法を用いて商品を製作しています。

京都市南区吉祥院石原長田町1-1-1-311
https://instagram.com/couturier.soin

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