PRODUCT
柿渋クラフト 「かさね」FASHION

西野工房・京扇子職人が作る色柿渋紙を使ったステーショナリー

扇子職人が和紙に刷毛引の技法を使い、絵具を引き、柿渋を何度も重ね塗りした柿渋紙。柿渋とはまだ青いうちに収穫した渋柿の未熟果を搾汁し発酵熟成させたもので抗菌、防虫、防腐、防臭効果が認められた天然塗料です。何度も塗り重ねた柿渋紙は耐久性があり、レザーのような風合いと艶感を出します。京扇子の上絵加工で培われた技術で柿渋の上に箔を付けたり、揉んだ紙に再度柿渋を塗ってシワに溜まる表情を楽しみながら、日常使いのカバンや雑貨小物へ形を変えました。また柿渋の商品は経年変化を起こし、ご使用頂くとだんだん渋みが出てきて色の変化をお楽しみ頂けます。

SPEC

価 格 / クラッチバッグ ¥4,500(税込) 紙・フェイクレザー
小銭ケース ¥3,000(税込) 紙・布
名刺ケース ¥3,000(税込) 紙・布
扇子ケース・扇子セット ¥10,000(税込) 紙・フェイクレザー/紙・竹
墨色(すみいろ)、千歳緑(せんざいみどり)、紺青色(こんじょういろ)、琥珀色(こはくいろ) 4色
ロット / 5個
納 期 / 在庫あり:1週間 在庫なし:3週間から6週間(種類によって異なります)

[注意事項]

手作業の特性上、一つ一つの風合いが異なる場合があります。
柿渋紙は紙の性質上、水には濡らさないでください。

こだわり

京扇子は分業制で、87の工程があり、そのほとんどが手仕事で熟練した技術を要します。西野工房では、扇面・扇骨の加飾を行い、上絵・箔押・蒔絵を専門の職人が手掛けています。刷毛で一枚一枚職人が色を引く「色引き」に、シルクスクリーンで彩る扇面。この商品は工房が持つ様々な扇面デザインと扇面印刷技術を活用し、末広がりで吉祥のイメージを持つ扇面と、扇子のように蛇腹に広がる形にこだわって作りました。京扇子は「竹」「紙」「膠」など天然の素材・材料を使った工芸品です。エシカルでサスティナブルな商品として、京都の職人がつくる「Only one」を目指しています。

PROFILE

有限会社 西野工房 西野 義晴

「京扇子」とは、扇面・扇骨・仕上げ加工すべて京都・滋賀を中心とした国内で生産した扇子の事をいいます。京扇子は分業制になっており、西野工房は貿易用の扇骨の蒔絵職人として明治後期に創業しました。昭和に入り恐慌のあおりで貿易用の扇子が衰退していき、厳しい状況の中、先代が扇面の上絵、箔押加工を行い、飾扇子・舞踊扇子・夏扇子の上絵加工を開始しました。扇面デザインからスクリーン印刷まで行い、有名画家の複製など幅広く手掛けます。現在は今までの図案をデジタル化し、手仕事と機械を融合した新たな商品を開発しております。また、後継者不足により、分業制の危うさを感じ、京扇子を一貫して製造できる工房を目指しております。

京都市東山区本町五条上ル森下町 535
http://www.nishino-kobo.co.jp

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