PRODUCT
じゃばら小箱 B(ビー)INTERIOR

扇面加工の技術を取り入れた折りたたみ式BOX

京扇子の素材と扇面加工技術を取り入れた生活になじむ多用途BOX。
扇子の大きな特徴の一つである折りたたみ式という要素を取り入れた、コンパクトなBOXです。キューブ型に和柄をあしらっており、小物入れとしてお使いいただけます。
また、LEDを入れるとテーブルランプとしても利用でき、紙越しに漏れるじんわりと温かい光が落ち着いた空間を演出します。
紙面には扇子に用いられているパールの加飾が施されており、光を当てると上品な輝きを放ちます。
紙と竹といった天然素材から作られており、環境へのやさしさにも配慮した商品です。

SPEC

価 格 / ¥4,180(税込)
サイズ / (約)縦12×横12×高さ12(cm)
素 材 / 扇面紙、竹
ロット / 10個
納 期 / 在庫あり:1週間 在庫なし:4週間

[注意事項]

・手作業の特性上、一つ一つの風合いが異なる場合があります。
・防水加工は行なっておりません。もし水などで濡れてしまった場合はすぐに拭き取ってください。
・燃えやすい素材のため、火に近づけないでください。

こだわり

京扇子は分業制で、細かく分けると87の工程があり、そのほとんどが手仕事で熟練した技術を要します。
西野工房では、扇面・扇骨の加飾を行い、上絵・箔押・蒔絵を専門の職人が手掛けています。
扇面には膠と顔料を混ぜた扇子用の絵の具を調合し、手刷りで一枚ずつ刷りを行います。
多いものでは30色以上の色を重ねて一つの絵を完成させる事もあり、繊細な技術が求められます。また、絵刷りした扇面を蛇腹に折る時に絵が剥がれないことが重要になります。
京扇子は「竹」「紙」「膠」など天然の素材・材料を使った工芸品です。
エシカルでサスティナブルな商品として、京都の職人がつくる「Only one」の扇子を作る努力をしております。

PROFILE

有限会社 西野工房 三好 香雅里

「京扇子」とは、扇面・扇骨・仕上げ加工すべて京都・滋賀を中心とした国内で生産した扇子の事を言います。京扇子は分業制になっており、西野工房は貿易用の扇骨の蒔絵職人として明治後期に創業しました。昭和に入り恐慌のあおりで貿易用の扇子が衰退していき、厳しい状況の中、先代が扇面の上絵、箔押加工を行い、飾扇子・舞踊扇子・夏扇子の上絵加工を開始しました。扇面デザインからスクリーン印刷まで行い、有名画家の複製など幅広く手掛けます。現在は今までの図案をデジタル化し、手仕事と機械を融合した新たな商品を開発しております。また、後継者不足により、分業制の危うさを感じ、京扇子を一貫して製造できる工房を目指しております。

京都市東山区本町五条上ル森下町 535
http://www.nishino-kobo.co.jp/

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