PRODUCT
いまどこINTERIOR

屏風仕立ての小さな床の間

季節の花や薫り、灯りとともに書画を楽しむ屏風仕立ての小さな床の間です。玄関や卓上に、今時のライフスタイルに合った「床飾り」を提案します。
京表具は座敷のしつらえや床飾りとともに発展してきました。季節の移ろいや節気、催事に合わせた掛軸を掛け、花を愛で薫りを楽しむ床飾りは、四季を身近に取り入れる感性と、お客様をお迎えするおもてなしの心が育んだ日本人の文化です。
絵葉書や色紙・写真を飾るステージの屏風に一輪挿しや薫り・灯りをキットにし、自由に床飾りを楽しんでいただきます。和室や床の間のないお住まいでも、いつでも・どこでも季節を取り入れおもてなしの空間、床の間を演出できる屏風式の可愛い床の間です。

SPEC

価 格 / ¥30,800(税込)
サイズ / 収納時:高さ240mm ×幅240×厚み36mm 開いたとき:幅480mm
素 材 / 木・和紙・絓(しけ)絹
ロット / 1個
納 期 / 1ヶ月

[注意事項]

本製品は和紙と絹でできておりますので、水濡れはシミの原因になります。
蝋燭や、焚き香など燃えやすいもののご使用はお控えください。
屏風のつなぎ目は和紙による紙蝶番の技術を使っておりますので、蝶番が傷むことがないよう無理な開閉はお避けください。

こだわり

京表具の大切な仕事の一つに、傷んだ表具の修復があります。先代より受け継がれた掛軸。リレーランナーとして芸術作品を次代へ伝える表具師の技術は、書画や表装を修復するだけでなく、表具を愛でてこられた方々の想いまでをも受け継ぎます。
1200年の歴史ある京表具。技術や知識、デザイン・形状・素材・用途。代々受け継がれてきた京表具のDNAは今、私の中に息づいています。その遺伝子を少しだけ自分流に組み替え、京表具を次世代に伝えていこうと思います。

PROFILE

京表具 井上光薫堂 井上 利彦

国の伝統的工芸品である京表具の範疇は広く、3分野あるといわれています。
・書画を永く保存し、美しく引き立てるように掛軸・屏風・額・巻物・画帖などに仕立てる『美術工芸分野』
・襖や和紙、織物による壁装で室内を装飾する『建築・インテリア分野』 
・古美術・文化財などの書画の汚れや傷みを直し、再び掛軸・屏風などに仕立て直す『修理・修復分野』
書画の表装の美術工芸分野、海外コレクターの古美術修理・修復など、分業化する業界にあって京表具全般に携わる一方で、 京表具の伝統技術を現代住空間に提案しています。

京表具 井上光薫堂三代目。
京表具伝統工芸士
一級建築士

京都市北区紫竹牛若町5番地
https://koukundo.com

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