PRODUCT
漆塗京都オパールペンダント&ブローチACCESSORY

漆の中から京セラオパールを丹精込めて研ぎ出したペンダント&ブローチ

古来より金属に漆を定着させるために使われてきた伝統的焼付け技法は、たとえば戦国時代には武具や甲冑の鉄の部分に腐食を止めるため漆を塗っています。また、加飾には蒔絵や螺鈿が使われています。それらの技法をこのアクセサリーにも転用しました。温度や湿度、季節によって様々に状態が変化する漆をうまくコントロールしながら、Sterling Silverの胎に京都オパールを使った伝統的螺鈿技法で、本漆を幾度も塗り固め幾度も研ぎ出し、貴重な京丹波産漆で漆黒の中にオパールが輝く極限まで磨き上げました。
豊かで楽しい生活のお供に、漆のアクセサリー「NUSHI ADUSTAM」を、加えて頂ければ幸いです。

SPEC

価 格 / ¥55,000(税込)
サイズ / 本体:6.3cm×最大幅1.8cm×厚み9mm チェーン:70cm 内アジャスター5cm
素 材 / Sterling Silver、京丹波産漆、京都オパール
色 柄 / NISHIKI、RURI、AKANE
ロット / 1個
納 期 / 在庫がある場合:1週間、在庫が無い場合:2カ月から3カ月

[注意事項]

・手仕事で京セラオパールを貼り付けているため、それぞれで表情がことなります。     
・漆塗りの品物ですので、高温・長時間の水濡れはご注意ください。
・汚れたときは柔らかい布で拭き取ってください。

こだわり

これまで伝統工芸のもとで、数え切れないほどの京仏壇・京仏具を塗っています。その際、平面は元より特に角と隅を、どのようにして綺麗に仕上げるかという事に気を配って日々精進してきました。
このアクセサリーにおいても、本漆で塗り固めた厚み0.2㎜のオパールを研ぎ出していきますが、研ぎすぎるとオパールの輝きを失い、研ぎ足りないと凸凹のある仕上がりになります。又、同時に銀も研ぎ出し、角を整えていきます。0.2㎜という微細な厚みの中で、それらは非常に細やかな神経を使う熟練した技術が必要な作業となります。

PROFILE

松田漆工芸 松田 勉

1977年、30歳の時に独立して以来試行錯誤しながらも漆塗りを家業としてきました。
漆というのは非常に面白い物で、その日の気温や湿度などによって大きく乾き具合が異なり、色漆であれば色の変化があります。高価で扱いにくいイメージがある漆の良さを、もっと身近なものにして多くの人に知ってもらいたく、いろいろな素材を探していたところ、京セラ製京都オパールとSterling Silverという素材に巡り合うことができました。漆とこれらを使って新しく美しいものに仕上げたい、という思いからアクセサリーを作りはじめ、「NUSHI ADUSTAM ヌシ アダスタム」というブランドとして創作活動を始めました。
京仏壇 漆塗 伝統工芸士 
京の名匠 
瑞宝単光章 受賞

京都府京都市下京区西酢屋町7-7
https://www.instagram.com/matsudatsutomu1947

お問合せはこちら