京都で漆芸の仕事に携わる中で、さまざまな工芸品の製作を通して培われた伝統技術を現代の生活に沿うものとして表現したい、そんな想いから作られたのが蒔絵と螺鈿のジュエリー「makie-fu」です。
蒔絵とは日本の古く奈良時代の頃から、金粉と漆を使い、図案を描く為に使われてきた技法です。その歴史を伝える意味も込めて、蒔絵の譜、makie-fuと名付けました。
日本で古くから作られてきた宝物のような工芸品、それらに用いられた図案をそのまま掌の中に納めてしまえる作品です。
価 格 / ¥22,000(税込)〜
サイズ / 3cm×3cm〜
素 材 / 銀・貝・金
色 柄 / 5種
ロット / なし
納 期 / 製作期間1ヶ月
[注意事項]
銀製品になるので、金属アレルギーの方はご注意下さい。
こだわり
漆という素材は、日本では古く縄文時代から使われている、ウルシの木から採取される自然の樹液です。さまざまな形に加工され、主に木を守る為の塗料として使用されてきました。その語源は「麗しい」、日本語で最上位の美しさを意味します。
日本の土地と人の営み、精神に、深く結びついている塗料です。
漆業界では他の伝統産業品と同じように、古くから多くの事業者での分業が進められてきましたが、弊社では漆の作業工程を工房内で完結出来るよう努めており、下地から塗り、蒔絵や螺鈿、異素材への塗り施工などのさまざまなイレギュラーにも対応することが出来ます。
表望堂 島本 恵未
表望堂は、2014年にスタートした京都の漆芸工房です。
自社仏閣や工芸品の修復を中心に、伝統工芸品から建築物の内装、アートや最新のプロダクトまで。自然の漆を使った製品を多数生み出しています。
京都市中京区三坊大宮町138-1
http://www.hyobodo.kyoto