日々の食卓を飾る、とっておきのうつくしいお皿
やわらかなスモーキーカラーに、三日月型の金色がアクセント。
ランダムに押されたお花(印花)は、大きな花だけキラリと輝きます。
三日月型に抜いた縁の焼き締め部分は、マット感のあるゴールドです。
三島手という伝統的な技法を用いて大きい花にだけツヤを出し、金彩が際立って見えるよう細工しました。花のスタンプ(印花)は全て手押しなので、一枚一枚がオリジナルです。
休日やお祝いの席、大切なお客さまをおもてなしする時、とっておきの食事を楽しみたいご褒美タイムなど、ハレの時間のテーブルを彩るのに最適なうつわです。
価 格 / L:¥24,200(税込) M:¥19,800(税込) S:¥15,400(税込)
サイズ / L:(約)Φ270╳h29 mm M:(約)Φ245×h27 mm S:(約)Φ210×h23 mm
素 材 / 陶土、金液、白金液
ロット / 10個
納 期 / 通常約45日
[注意事項]
・陶器はそのまま使い始めると、料理の汁気や油分などがしみ込み、取れなくなることがあります。粉引や貫入という細かいひびが入ったものなどは特にしみ込み易いので、料理を盛り付ける前に水に浸し、軽く拭くと安心です。
・さらにしみ込みを防ぐ為には、使い始めに米のとぎ汁を鍋に入れ、20~30分弱火で煮沸すると効果的です。
・汚れがしみ込んでしまった場合は、早めに台所漂白剤に浸してやわらかいスポンジで洗ってください。
・ご使用後は、中性洗剤を使用し、やわらかいスポンジで洗ってください。
・破損、剥離、傷の原因になりますので、食器乾燥機・たわしのご利用はお控えください。
・洗浄後、熱湯に通すと乾燥を早めカビ防止になります。
・破損する恐れがありますので、急激な温度変化を与えないでください。また、上絵付け、金彩 ・白金彩を施したものは破損する恐れがありますので、電子レンジのご利用は避けてください。
こだわり
三島手(印花 ・線刻)[みしまで(いんか ・せんこく)]
元来、素地に陶印を押す、また線を彫ったくぼみに化粧土を埋めこんで模様を表現する伝統技法。朝鮮半島から渡来した李朝のうつわに施されたこの技法は日本において「三島」「三島手」と呼ばれました。
亀甲貫入釉(きっこうかんにゅうゆう)
中国・南宋時代、官窯の郊壇窯などでは素地と釉薬の熱膨張の違いから美しい釉調がみられ、亀甲貫入または二重貫入や薔薇貫入、氷裂紋と呼ばれ珍重されてきました。
金彩・白金彩
本焼成後に金彩 ・白金彩を施し、約730℃で焼き付けることで三島手の技法がより際立ちます。
亀甲貫入釉と合わせることで現代のライフスタイルにも合わせやすい雰囲気が生まれます。
陶仙窯 岡山 高大
陶仙窯は1915年(大正4年)に創業し、4代続く京焼 ・清水焼の窯元です。
多くの窯元が集まる京都・泉涌寺で成型から絵付け、焼成、上絵に至るまでの一貫生産をしています。
中国南宋時代の官窯から伝わる「亀甲貫入釉(きっこうかんにゅうゆう)」、李氏朝鮮時代に装飾技法である「三島手(みしまで)」、これらに金彩 ・白金彩を合わせることで洋食器の雰囲気に近づけました。
使ってくださる方の生活に馴染むような形や釉薬を探して、「日常生活を少しだけ豊かに」することを考えながらつくったうつわです。
陶仙窯のうつわは、職人が一つ一つ手作りしています。
手作りのあたたかみを感じて、日々の暮らしの一部に加えていただけましたら、こんなにうれしいことはありません。
京都市東山区泉涌寺東林町36
https://okayamaceramics.com