特別に薄く漉いた和紙を柄が浮かぶように手彫りし、裏から薄手の紗(絹)を貼り合わせることにより透け感を出し、涼しさを演出しています。京友禅の作家がデザインを考案し、一つ一つ手描きで丁寧に彩色を行っています。
刺繍をあしらった扇子袋とのセットになっています。
昨今の市場トレンドである「透け感」を取り入れた一品です。
夏が終われば用途が減り、片付けてしまうイメージが強い扇子。この額透かし彫扇は、使用シーンの少ない季節にも「インテリアとしての扇子」をコンセプトに、扇面を額縁に見立て、立て掛けるだけで華やかに「扇子の花」を飾る事ができます。
価 格 / ¥11,000(税込)
サイズ / 縦21cm×横40cm×厚さ1.5cm
素 材 / 本体 : 竹 / 和紙 / 絹 袋 : ポリエステル
色 柄 / 蘭:白/黒 ハナミズキ:白/ピンク わすれな草:白/水
ロット / 既製品10本〜 OEM商品50本〜
納 期 / 既製品 在庫あり:1週間 在庫なし:40日 OEM商品:45日
[注意事項]
・素材の特性上、ささくれや割れが生じる場合がありますのでご注意ください。
・長時間直射日光に当てると変色、退色の恐れがあります。
・彩色に顔料を使用している為、水濡れや摩擦により、色落ちや色移りする恐れがあります。
こだわり
扇子は用途により様々な種類に分類されます。当社で製造している扇子は、裏側から貼り合わせた扇骨が見える「片貼り」の技法を用いたものです。これにより、素材や厚み、形状の制約にとらわれず、紙や布(綿 麻 絹などの天然素材から、ポリエステルなどの化学繊維)、レザーなどを扇子に仕立てる事を実現しています。また、「異なる素材を選び、貼り合わせ、扇面を加工する」という独自の技術を取り入れた商品も数多く製造しています。
扇子は分業で作られていますが、当社では多くの工程を自社内で行うため、小ロットでも迅速に企画製造が可能です。
「紗月扇」株式会社ひしだ 菱田 隆之
1978年に先代が西川惣商店より独立し、「ひしだ商店」として京都市伏見区醍醐の地で創業。京都扇子団扇商工協同組合に所属。昔から受け継がれてきた製法を大切に守りながら、数少ない布扇子専門のメーカーとして、製造卸を中心に営んできました。長年に渡って自社のオリジナル商品の他にも、アパレル等扇子業界外からのOEM商品も数多く製造しています。
2019年には「株式会社ひしだ」に社名変更し、新ブランド「紗月扇」を立ち上げ、ECサイトを開設。技術の向上と共に、生産能力を維持しつつ、現代の暮らしに合う扇子をテーマに商品を作っています。
京都市伏見区醍醐鍵尾町15-25
https://www.satsukisen.co.jp