1200年以上前から伝わる京表具の伝統技術と最先端のデジタル技術との融合で生まれた全く新しい骨格の無いランプシェード“折灯華®”。古くから親しまれてきた“折り紙”を“京表具の技”と“最先端の折り紙設計のデジタル技術”、伝統柄“京からかみ”とを掛け合わせ、現代のライフスタイルに合わせた今までにないモダンなデザインの灯りが生まれました。
バリエーションには、ぼんぼりmaru(丸)とtutu (筒)があり、サイズはS(⏀120xH100),M(⏀160xH150),Lmaru(⏀260xH220) tutu(⏀180xH290)の各3サイズ。Sは卓上型のみ、M,Lはペンダント(吊下げ)型、スタンド型、卓上(平置き)型の3タイプあり、 また円盤型のtairin(大輪)が450(⏀450xH170)と600(⏀600xH220)の2サイズあります。 あと実際に作っていただけますS(maru,tutu)組み立てキットもあります。
価 格 / ¥20,900(税込)
サイズ / H300mmxW160mm
素 材 / シェード:和紙加工紙 ランプユニット:スチール
色 柄 / からかみ柄:細うず、破れ七宝 色和紙:黒、赤
ロット / 一個から対応
納 期 / 2週間から一カ月(個数、工房状況により)
[注意事項]
取替の電球は必ずLED電球を使用してください。それ以外の電球の使用はできません。
こだわり
表具と一言でいっても幅広い業種ですが、共通の仕事は、紙(裂地)を正確に裁断し、糊を使って綺麗に貼ることです。これこそ、言うは易しですが、それぞれの性質を十分把握していないと綺麗に仕上がりません。貼る素材が何で、どんな素材に貼るかで糊も変わりますし、気温、湿度、仕事にかかる時間によって糊の濃度を変える必要があります。この感覚は教わって習得するものではなく、長年培ってきた経験こそがものを言います。当店はそういった感覚を大切にし、以前よりも良い仕事を日々心掛けております。
安達表具店 南荘堂 / イノベーティブクラフトワークス 木南 拓也
安達表具店南荘堂は、二条城の北側に店と工房を構える昭和元年創業の京表具店です。襖、障子、壁装等の建築表具から屏風、掛け軸、額等の美術工芸表具とあらゆる京表具の製作、修理、修復の全般を請け負います。当店創業者はアイデア豊富な人物で、日頃伝統技術に磨きをかける一方、新しい商品を考えることも得意としており、昭和30年代には他社と共同開発した現在の戸襖の原型である“光明襖”で特許を取得し“破れぬ襖”として一世を風靡しました。その血筋を受け継いでか現在の店主もプロダクトデザイナーと共同開発した折り紙ランプシェード”折灯華“で特許を取得し、同志の京表具師と共に表具技術を使い、現代の生活様式にフィットする新商品を開発する会社、イノベーティブクラフトワークス(ICW)を立ち上げ、製造販売しております。
京都市上京区猪熊通丸太町下る中之町513
https://www.settoka.com