葭(よし)と竹のもつ、自然の色を活かしたすだれ。
琵琶湖の葭は、寝かせることで色合いが濃く変わります。錆葭(さびよし)と呼んでいます。錆葭を組み合わせ模様に編みました。葭だからこそ、生まれた模様です。
自然からの、やさしい色、濃淡が輝くすだれです。
自然から生まれた色を組み合わせることで、また別の表情を見せます。
錆葭の濃淡で山の連なりを表し、シェードに仕上げました。濃い色はお日さまで、薄い色は皮が付いていたので白いまま、自然のちからで色づいた素材です。葭を通した明かりは、ほんわりとした暖かい色を醸し出します。
価 格 / ¥87,450(税込)
サイズ / 40cm丸/高さ27cm
素 材 / 錆よし
色 柄 / 錆よしの模様編み:2種類
ロット / 1個
納 期 / 在庫あり:10日 在庫なし:3~4週間(商品、数量によります)
[注意事項]
・自然の素材を使って、手作業で作っており、一つ一つの風合いが異なる場合があります。
・葭は端が欠けることがあり、取り扱いにはご注意をお願いします。
こだわり
すだれになる自然素材はたくさんあり、主に国産の素材を使います。葭(よし)、竹、御形、本萩、真菰など。
この素材たちを次へつなげるために、知ってもらうこと、作り続けることでまた新しい素材が育ちます。
自然素材は、弱そうに見えるかも知れません。この自然の中で生きてきた力強さのある素材たちです。その素材を活かし、古きからのかたちも作り、新しいグラデーション編みのすだれも作ります。1枚から、編み方、素材、サイズのオーダーです。出来ないとは言いたくない、すだれやです。
京すだれ川崎 川崎 麻耶
京すだれは、平安時代の御簾を原型とし、身近なものへ発展した簾です。
国産の素材、麻糸あみ、最大製作幅2650 mm、1枚からオーダー、11台の編み機で日々、すだれを作ります。すだれ以外に、いろいろなもの作りをしています。
すだれ素材の葭(よし)は、水を浄化すると言われており、すだれの文化を残すことは、自然に寄り添います。すだれの「RE-USE」にも積極的に取り組んでいます。
「古きより伝わる物を作り、新しきものを作りだす力をまとい、それを生み出す心を養う」昔から京都で育まれた物作りを次の世代へ繋げたい。作りつづけます。
京都府亀岡市千代川町千原片ホコ14-3
https://www.kyo-sudare.com