新たな伝統工芸の表現を世界に発信しようと、ウォルト・ディズニー・ジャパン監修のもと誕生した「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」。
ミッキーの文様をあしらった京からかみのランプです。
ミッキーを連続させた文様「ミッキー繋ぎ」を版木に彫り、京からかみの技法・木版手摺りで文様を写し出しました。
明かりを灯すとミッキーの文様が幽玄に浮かび上がり、優しくつつみこまれるような、あたたかみのある空間へ。
文様をじっくり眺めてみてください。機械印刷にはない、手摺りならではの質感・独自の表情をお楽しみいただけます。
長年多くの方に愛されてきたミッキーマウス。「繋ぎ」文様で表現することにより、未来永劫の意味合いがさらに深まります。
価 格 / ¥33,000(税込)
サイズ / Φ150mm×H340mm
素 材 / シェード:唐紙、金属 器具:木製(ブナ)、プラスチック
色 柄 / 3種 胡粉色、墨色、ゴールド色
ロット / 1台~
納 期 / ご注文より3営業日以内に出荷(在庫が無い場合:製作期間2カ月)
[注意事項]
・この機器を使用できるのは日本国内のみです。
・水滴のかかる状態や温度・湿度の高い所で使用しないでください。
・表面の絵具は水溶性です。直接擦ったり水に濡れたりすると、文様が落ちる場合がございますので、お取り扱いにはご注意ください。
・その他、細かいご注意事項は同封のご案内をご覧ください。
こだわり
からかみは唐紙(とうし)と書きますが、中国の唐から奈良時代に伝わった美しい細工紙が始まりです。“京からかみ”を簡単に言うと版画の一種のようなもので、手彫りされた朴の木を使い、その表面に雲母(キラ)・胡粉・布海苔・顔料などの昔ながらの絵具を乗せて、一枚一枚手の平で文様を紙に写し出す伝統的な手法です。襖紙は50×30㎝ほどの版木を12回置き換え、継ぎ目を一寸の狂いなく合わせて連続文様に摺り上げるのですが、その日の気候や和紙の質感・版木の癖などを五感で感じ取ることが大切です。
現在でも襖・壁紙など室内装飾の伝統工芸品として受け継ぎ、天保時代からの版木を使い古来の伝統を守り続けています。
京からかみ 丸二 西村 和紀
明治35年表具師(西村高緑堂)として開業。昭和21年、祖父は先代より引継いだ表具師高緑堂から材料卸に事業転換し、襖建具・表具(屏風,掛軸,額装等)・インテリア材料卸業を営んでいます。また、京都の伝統工芸品「京からかみ」の製造・発売元で、約300枚余りの版木を保有。主に伝統的建築物の寺社・茶室や、一般住宅等の襖紙や壁紙に使われています。最近では伝統建築に限らず現代建築や商業施設・ホテルなどにも採用され、また京からかみの手法や版木の味わい・デザイン、各文様の意味合いをコンセプトにしたインテリア・ギフト商品も企画。夢限に広がる京からかみの世界を和のしつらえから現代のライフスタイルまで提案します。
京都市下京区高辻通堺町東入 泉正寺町462
https://www.maruni-kyoto.co.jp