PRODUCT
RYOTENFASHION

和傘のエッセンスを現代の生活に。和傘でも洋傘でもない、第3の傘。

ryotenは、古くは両天傘(りょうてんがさ)と呼ばれた晴雨兼用の和傘を現代にアレンジした、和傘でも洋傘でもない第3の傘です。
和傘の持つ、末広がりに真っ直ぐ広がるフォルムや、数十本もの竹骨からなる構造の幾何学的な美しさを活かしつつ、日常生活に使える強度の素材とデザインで設計されています。和紙のような風合いのある不織布に撥水加工を施し、漆黒の竹の骨組みの上に職人が1点ずつ生地を貼って仕上げています。
男女問わずお使いいただけるシンプルなデザインは、和装はもちろん、普段着やスーツにもマッチします。晴れの日も雨の日も、ryotenを持って毎日の生活に和傘のエッセンスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

SPEC

価 格 / ¥22,000(税込)
サイズ / 直径860×高さ690mm(使用時)、直径45×545mm(収納時)
素 材 / 木、竹、PET、不織布、スチール、ポリカーボネート合皮
色 柄 / レッド、グレー、グリーン、ブルー
ロット / 1本
納 期 / 受注後約2週間

[注意事項]

・雨中ご使用になられた際は、よく陰干し、または乾いた布でやさしく水気を拭き取り、湿気を完全に取り除いて下さい。
・保管時は、除湿材・防虫剤をご使用になり、風通しの良い暗所で保管して下さい。また、長期間ご使用にならない時でも、定期的に傘を開いて風通しを行って下さい。
・長期間閉じたままにいたしますと、生地の張り付きにより開きにくくなることがあります。
・当商品は雨天でも使用できますが、ご使用後は湿気を完全に取り除いて下さい。その際は洋傘の様に傘立てに逆さにしておかず、頭を上にして壁に立てかけるか、開いた状態にして干してください。保管時も頭を上にしてください。
・使用中に極稀に若干色落ちすることがあります。お召し物等を汚さないようご注意下さい。
・傘には先端の尖った部分もありますので、ご使用時は周囲に充分ご注意下さい。
・長期間強く閉じたままにいたしますと、生地同士が張り付き、稀に色移りを起こすことがあります。

こだわり

和傘の骨組みは、1本の竹から数十本に均等に割られた竹骨を、轆轤(ロクロ)と呼ばれる木製の部品に1本ずつ糸で繋ぐことで開閉できるように作られています。竹は天然素材のため反りや曲がりがあり、割った通りの順番に取り付けていくことで閉じたときに自然の竹のようなきれいな円筒形になります。
こうしてできた骨組みの上に、傘の種類や用途に合わせて全国各地の和紙や、場合によっては様々な種類の生地を1枚ずつ丁寧に貼っていきます。その他形を整えて折りたたむなど数多くの工程を経て、開閉自在の精巧さと風雨に耐える耐久性、そして見た目の美しさを併せ持つ京和傘が出来上がります。

PROFILE

HIYOSHIYA Contemporary 西堀 耕太郎

日吉屋は江戸時代後期に創業し、今では京都で唯一残る和傘製造元です。
和傘は茶の湯をはじめ、能や歌舞伎などの伝統芸能に彩りを添える華として使われる日本文化には無くてはならない小道具である一方、洋傘の普及とともに日常使いする人は少なくなってしまったのが現状です。
そこで日吉屋では、各地に伝わる伝統行事や祭礼に使われる和傘の製作・修復、各種伝統芸能の小道具製作や修理等、培われてきた独自の技術を活かして日本文化の保護継承の一助に努めると共に、「伝統とは革新の連続である」という信念の元、千年の歴史を持つ和傘が持つ優れた構造や伝統美を活かし、今の時代の中で普通に使われるような商品の開発を進めております。

京都市上京区寺之内通堀川東入ル百々町546
https://www.wagasa.com

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